代表メッセージ

会社案内

すべてのご縁に感謝して 代表取締役社長 武田浩一

 私には常に心に置いている思いがあります。それは「仕事を通じて、周りにいる人たちを、いかに幸せにすることができるか」ということです。
まず、目に見える範囲の人たちの幸せを考えること。それは一見、グローバル化、ビックデータ、人工知能といった言葉が躍る現代の産業界に逆行しているかに思えるかもしれません。しかし、規模と利益をひたすら追求し、マス(量)を求めた結果、どこかで見たことのあるような商品や、どこも同じような景色、同じような人間ばかりの世の中になってしまったら、そこにどんな幸せがあるのか?と疑問に思うのです。 廣榮堂が目指すのは、「まだ世の中に無いオリジナリティあるものをつくること」、そして「地域にあったおもてなしを実現し、和菓子の製造販売を通じてお客様の幸せを追求すること」です。
 食べることは楽しい。これは百年先も千年先も変わらないでしょう。つまりわれわれは、食べる楽しさを演出する企業です。
 和菓子を五感の芸術と捉え、食べることの喜びを会社の目的とするならば、どんな分野でも関わりが持て、どんなことでもできる。食文化のすべて、とりわけお茶や和食など和の文化、器、花、絵画や立体造形、建築、インテリア、音楽やスポーツ、本、写真、旅…… 生活に直結している楽しいこと、美しいこと、心地よいことのすべてが、和菓子屋の仕事となります。
 また、近年は他には無いオリジナルな店舗空間の設計にも力を入れています。
ある地域に新しい店舗をつくるということは、その地域の方々と廣榮堂との長く新しい歴史が始まるということです。3 年、5年、10年、30年……幼稚園や小学校できびんごを食べ、卒業式で紅白上用饅頭、成人して自分で和菓子を買うようになり、友人とカフェに集い、県外に出ても帰省土産にきびだんご、やがて新しい家族ができ…… 三代、四代と世代を超えてお客様とつながっていきます。「おいしいをもっと楽しく!」、菓子や店舗を起点に、地域のストーリー、ここならではの食のストーリーづくりに貢献できれば幸いです。  そして、廣榮堂のものづくりにおいて大切なことは社員一人一人の個性を生かすことです。社員それぞれがこの会社で働くことによって創造性を育み、仕事を通じて各々の個性を発揮できたという実感を味わえること。そうした中で培われたスキルと経験を、サービスや商品を通じてお客様に提供すること。これらはまさに、冒頭で申し上げた「仕事を通じて、周りにいる人たちを幸せにする」という私の思いそのものといえるのです。
 私たちはこれからも伝統を守ると同時に、常に時代にチャレンジし続け、和菓子を通じた総合表現に磨きをかけてお客様の幸せを追求していきます。

    株式会社廣榮堂
    代表取締役社長 武 田 浩 一

ページの先頭へ