新工場建設プロジェクト

廣榮堂のこだわり

新工場建設プロジェクト

2000年立柱式、建設着手
2000年立柱式、建設着手

 「元祖きびだんご」は商品バリエーションを拡大するに伴って、想定した年間販売数量20万箱をはるかに超える200万箱を売り上げる商品に成長しました。しかし、旧工場の生産力は限界で、深夜まで社員総出による生産が行われました。また、大手流通企業への販路拡大を実現するためには、生産能力だけでなく、生産現場における衛生・安全面でも旧工場の建物・設備自体を大幅に見直す必要性に迫られていました。新工場を建設するための資金づくりのために手がけたのが収益率のアップです。500種類にも拡大していた商品アイテムを見直し、半分の250アイテムに縮小。休眠会社を含め8社あった関連会社を3社に統廃合。不採算店舗の撤退や新規採用凍結など、痛みを伴った大規模な改革を実施することで、収益力は大幅に改善され、念願の新工場建設に着手できました。

自然の採光をいかし、環境に配慮した新工場外観
自然の採光をいかし、環境に配慮した新工場外観
 2001年(平成13年)、厚生労働省HACCP承認制度に準拠した本社工場が完成しました。ひと口の美味しい「きびだんご」を味を落とすことなくつくるために、自社の製法にあったオーダーメイドの機械によるライン化を行うことで、伝統の和菓子製造技術の良さは残しながら、最新FA技術と人の知恵の融合により、衛生・品質・生産性などあらゆる課題をクリア。しかも地球にやさしく「安全で清潔な」廣榮堂の和菓子づくりを実現しています。エネルギーは蒸気ボイラーにLPG、空調機には都市ガスというクリーンエネルギーを用い、工場から排出するCO2・NOxの低減を図っています。さらに、廃棄物を専用棟で完全廃棄処理するなど、地球環境保全に対応した排水処理技術も導入しています。工場2階、300坪のフロアはすべて「きびだんご」の製造ラインです。伝統の味を守るため、オーダーメイドの設計・開発で最新設備を搭載したライン工程を実現。材料の調合から包装まで、フロアを一周するよう、効率よく配置されています。3階見学通路からは、釜場・デポジーターといった「きびだんご」の主な製造ラインをご覧いただけます。
 また、建物内をガラス張りにすることにより、明るく快適な職場環境を作り出すと共に、各セクションの融和を図っています。製造、販売、管理のスタッフが交流することにより、情報を共有することが出来ます。5階の食堂では、昼食時セクションを超えた社員の会話と笑い声に溢れています。一緒に働く、大きな「家族」のような関係が企業風土として育っています。

檜の釜蓋

檜の釜蓋  HACCP上はステンレス製のものが望ましいとされていますが、廣榮堂では「きびだんご」の練り釜の蓋や蒸籠に国内産の檜を使用しています。商品の仕上がりを考えると、水分の蒸発具合、熟成には木製それも檜を使った方が良い塩梅になるからです。衛生面での安全性と、品質を守るためのこだわりが工場内の小さな所にも活かされています。
◇藤原工場基本コンセプト

企業イメージアップ・安全・環境・快適作業・安心操業・フレキシビリティ・経済性

◇建物概要

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