10月の暦菓子は、栗上用と栗蒸し羊羹です。
栗上用は、愛媛県産の大粒栗と北海道産小豆のこし餡を生地で包み、ふっくらと蒸し上げました。
栗蒸し羊羹は、愛媛県産の栗ペースト、小麦粉、澱粉などを練り込んで蒸し上げた、むっちりした食感の羊羹です。
上面に栗の甘露煮をいっぱいに敷き詰めています。
栗を贅沢に使用した二種類の伝統的な和菓子で、秋を存分に味わって頂きたいと思っております。
饅頭が中国から日本に伝わったのは鎌倉・室町時代といわれております。
精進料理の考えから中身が肉から小豆などの穀物を利用するようになったそうです。
蒸しようかんは、ようかんの中でも1番歴史が古く、鎌倉時代から室町時代にかけて
中国から日本に伝わりました。
当時は甘くなく、漢字で「羊羹」と書く通り、羊の肉を使ったスープのような料理だったそうですが、禅宗では肉食が禁じられていたため、羊の肉の代わりに植物性の材料を混ぜ蒸し固めたものをスープに入れていた事が、ようかんの始まりと考えられています。
当時は砂糖が高級品だったため、味付けには甘葛などの甘味料を使用し、小豆を小麦粉または葛粉と混ぜて作る蒸しようかんが主流だったそうです。
その後、18世紀には砂糖が国内で広く生産されるようになり、江戸時代後期に寒天を使用した練りようかんが誕生しました。
<詳細>
価格:486円(税込)
入数:各1個
販売店舗:中納言本店、藤原店、岡山高島屋店、天満屋岡山店、さんすて岡山店、倉敷店、倉敷雄鶏店
販売期間:10月15日(火)~10月21日(月)
※数量限定ですので、事前にお電話にてご予約をお勧めいたします。