5月の暦菓子のご案内です。
5月の暦菓子は、「抹茶大福と抹茶上用饅頭」です。
夏の暑さに負けない、抹茶づくしの和菓子をご用意しました。
爽やかな苦みとしっかりとした食べ応えの「抹茶大福」と「抹茶上用饅頭」です。
「抹茶大福」は、静岡県産抹茶を使った濃厚な抹茶餡を、抹茶入りの餅生地で包み、
さらに抹茶をふりかけた贅沢仕立てです。
「抹茶上用饅頭」は、宇治抹茶を使用し、白餡と生地に練り込んで蒸し上げました。
上には茶葉をのせて、香りも楽しめる一品です。
<詳細>
価格:486円(税込)
入数:各1個
販売店舗:中納言本店、藤原店、岡山高島屋店、天満屋岡山店、さんすて岡山店、倉敷店、倉敷雄鶏店
特定原材料等:山芋
販売期間:5月15日(木)~5月21日(水)
※数量限定ですので、事前にお電話にてご予約をお勧めいたします。
●抹茶
お茶の文化は奈良時代(8世紀ごろ)に中国から伝わりましたが、現在の「抹茶」にあたる粉末状のお茶が日本に登場したのは13世紀。禅僧・栄西が中国から、茶葉を蒸して乾燥させ、石臼で挽いて粉にする方法を伝えたのが始まりとされています。
その後、16世紀に千利休が「わび茶」を確立し、抹茶を用いた茶の湯が武士や町人にも広まり、文化として定着しました。
現代では、抹茶は和菓子だけでなく洋菓子にも広く使われる、親しまれたフレーバーとなっています。
因みに、薯蕷(じょうよ)とは
大和芋、山芋、つくね芋などを指します。この薯蕷芋を饅頭の皮に用いた蒸し菓子を「薯蕷(じょうよ)饅頭」と呼びます。「上用(じょうよ)」という当て字を使って読むことがあり、最近ではこちらの方が一般的となっています。