9月の暦菓子のご案内です。
今月は、雅やかな味わいをお楽しみいただける
「栗と大納言小豆の最中」 をご用意いたしました。
【栗最中】
蒸し栗ペーストを練り込み、深みのある餡に仕立てました。
半割の栗甘露煮を添えることで、ほくほくとした食感と豊かな風味を重ねています。
【大納言小豆の最中】
北海道産大納言小豆を丹念に炊き上げ、自家製粒餡に。
たっぷりと挟み込み、格調高い味わいに仕上げました。
9月は「重陽の節句(菊の節句)」にあたり、最中の皮には菊の文様をあしらっております。
四季折々の移ろいを映す和菓子とともに、静かなひとときをお過ごしください。
<詳細>
価格:486円(税込)
入数:2個入り
販売店舗:中納言本店、藤原店、岡山髙島屋店、天満屋岡山店、さんすて岡山店、倉敷店、倉敷雄鶏店
特定原材料等:なし
販売期間:9月15日(月)~ 9月21日(日)
※数量限定ですので、事前のご予約をお勧めいたします。
※ご予約は各直営店舗にて賜っております。
●最中
「中秋(ちゅうしゅう)の名月」を意味する「最中(もなか)の月」というお菓子の名が縮まってできたものです。「最中」には「物事の中心」とか「盛りの時期」という意味があり、「最中の月」で「盛りの月」、つまり十五夜の満月「中秋の名月」をさしています。これは平安時代の頃のお話で、「最中」が今のような形になったのは江戸時代の半ば、江戸は吉原という所に店をかまえた竹村伊勢(たけむらいせ)という方が売り出した満月のような丸い煎餅でした。煎餅といいましても、今の「最中」の皮に近いものだったらしく、その後この「最中の月」の間に餡をはさんだ最中饅頭が誕生し、次第に饅頭が省略され「最中」になったといわれています。