12月の暦菓子のご案内です。
岡山の恵みを味わう「柚子と小豆のきんつば」 をご用意いたしました。
岡山県久米南町産柚子を使用した四角いきんつばと、北海道十勝産小豆の粒餡を昔ながらの製法で作り上げた丸型のきんつばの2種類をお楽しみいただけます。
素材本来の豊かな風味を是非、お楽しみください。
＜詳細＞
価格：486円（税込）
入数：2個入り
販売店舗：中納言本店、藤原店、岡山髙島屋店、天満屋岡山店、さんすて岡山店、倉敷店、倉敷雄鶏店
特定原材料等：小麦
販売期間：12月15日（月）～ 12月21日（日）
※数量限定ですので、事前のご予約をお勧めいたします。
※ご予約は各直営店舗にて賜っております。
●きんつば
きんつばは、江戸時代中期に京都もしくは大阪で作られたのがはじめとされています。円形に練ったあんこを上新粉（うるち粉）の生地で包み焼いたものが刀の鍔に似ていることから銀鍔（ぎんつば）と呼ばれ親しまれていました。後に江戸に伝わった際に、上新粉から小麦粉の生地に代わり、薄茶色の焼き目がついた見た目や当時江戸で主流だった通貨が金貨であったこと、また金のほうが価値が高く縁起が良いとされたことなどから金鍔（きんつば）と呼ばれ始めています。同時期、四角い金鍔は「みめより」＝「見た目より美味しい」という名で売られていたが、明治に入り、神戸の紅花堂（現、本高砂屋）でも現在主流となっている寒天で固めた餡を四角く切り、小麦粉を溶いた生地にくぐらせ六面を焼いたきんつばを販売するなどし、四角いきんつばが徐々に広まりました。
縁起物としての側面もあり、お祝い事に用いる高級な贈答品として珍重された歴史があります。